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強さと美しさの両立へ。現場から届ける「工事中レポート」。

家づくりの舞台裏には、たくさんのドラマがあります。
今回のモデルハウスの工事現場も、その例外ではありません。

SE工法という新たな技術を採用することで、現場には挑戦と誇りが詰まっていました。
今回は、そんな「現場のリアルな声」をお届けします。


『柱の少ない大空間。その裏側にある工夫』

SE工法の大きな特徴のひとつが、ラーメン構造による大空間の実現
大きな梁と柱、金物を使い、壁に頼らず建物全体の強度を確保しています。

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現場監督・Sさんのコメント:

「SE工法を採用した住宅の施工には、通常の在来木造とは異なる工程やルールが多くあります。特に梁や柱のサイズが大きくなるため、それを支えるための基礎・土台の精度も非常に重要。施工開始前から設計図と構造計算を丁寧に読み込み、各部材の取り付け位置や順番を綿密に確認しました。

実際の現場では、専用の構造金物やSE金物を使って梁と柱を組み上げていくのですが、その際にはミリ単位の精度が求められます。誤差が許されないため、職人全員と共有しながら慎重に作業を進めました。大空間の構造体がひとつずつ立ち上がっていく様子は、やはりSE工法ならではの迫力があり、何度立ち会っても感動しますね。

構造の強さを確保しつつ、美しい空間設計を成立させる。その両立は難易度が高い反面、施工者としても大きなやりがいがあります。」


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大工・Kさんのコメント:

「今回のモデルハウスはSE工法ということもあり、木造だけど構造が本当にしっかりしていると感じました。梁や柱が太く、組み方にも規則性があり、精度を出すのが難しい反面、正確に仕上げたときの達成感は大きいです。私たち大工の側としても、こうした構造に携われることはとても勉強になりますし、施工スキルが磨かれる現場だと思っています。

また、SE工法の特徴のひとつが『柱が少ないこと』。これは空間設計の自由度を広げるだけでなく、仕上がったときの“見た目の美しさ”にもつながるんです。壁の配置や照明のレイアウトまで一体的に考えることができるので、住まう方にとっても使いやすく、気持ちよく過ごせる空間になると思います。

正直に言うと、在来工法より手間はかかります。でも、その分“いい家ができている”という実感が強いんです。今回も完成が本当に楽しみです。」



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完成に向けて、現場の空気は「誇り」と「期待」でいっぱいです!

次回予告:SE工法住宅で得られる「安心感」とは?

次回は、SE工法の耐震性や安全性の秘密を深掘りしてご紹介します。
「本当に安心できる家とはどんなものか」。

その答えを、構造計算の舞台裏とともにお届けします。どうぞお楽しみに。

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